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昨夜の公演を拝見した印象を、こんなタイトルにしてみました。
「芝居好き」より「とりつかれた」と言ったほうがいいかもしれませんね。
劇団事情、そして多分テアトル・エコー事情に詳しい人ほど、楽しめ、また胸が痛く、そして心に沁みる作品だったと思います。
漫才ブームや声優ブーム、バブルとその崩壊、演劇第3世代の台頭などの世相が、劇団と劇団員たちの趨勢に絡んでくる様がおもしろかったです。
今からあの時代を振り返るこっぱずかしさも味わいつつ、そこにある劇団ならではの光景に共感。
テアトル・エコーという歴史ある劇団で、普段の翻訳喜劇ではないごく身近な世界を演じる役者の皆さんそれぞれの、芝居に「とりつかれ具合」がなんとも愛しかったです。
25年の時をさかのぼる小宮さん。入団したての研究生として、先輩団員から大工仕事の手ほどきを受ける場面がおかしい!
原点回帰の感慨が終始演技ににじんでいるように見えました。
ラストは観客に嬉しい仕掛け。
この場面ゆえに、この作品は観た人の心に長く残るものになったのではないでしょうか。
私が本当に“それ”になるとしたら、いったい“どこ”だろうと考えています。
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